2001年12月にSoul Bossa Trioを脱退した僕は、同じくSoul Bossa Trioを既に脱退していた松本俊行に、女性ヴォーカリストを起用した3人組のユニットを結成しないかと持ちかけました。僕の構想は、昭和の歌謡曲、ボサノヴァ、The Beatles、The Carpenters、ヨーロッパのプログレッシヴロックなどの洋楽をも含めた、1960年代から1970年代の音楽テイストを持った日本語歌詞で歌うユニットでした。ヴォーカリストを捜す事になった僕たちは、有る友人から山本真由美を紹介され、何ヶ月か経過した後に正式にヴォーカリストとして加入しました。最初のユニット名は"Le Parole 3"と言う名前でしたが、この名前での活動はFreetwood Macのカバー曲"Dreams"で参加したコンピアルバム"Blended"(後にFake no.1にも収録)のみでした。その頃、僕はクラウンレコードよりリリースした007のトリビュートアルバム、"Bond Expo '60"のトータルプロデュースを担当し、多数のヴォーカリストやミュージシャンを迎えた自信作となりました。その後、2005年にテイチクのグロビュールよりLe 3としてミニアルバムを発表しました。2008年に解散するまでは、岩崎宏美さんのアルバムや渚ようこさんのアルバムなどにアレンジや楽曲提供をさせて頂きました。 |
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