1997年にHouse Foundationが僕のソロユニットとなり、オリジナルやリミックス作品を手がけていましたが、1998年のSoul Bossa Trio"andei,andei"のリミックスを制作した時に、初めてsonicballoonという名前を使用しました。名前は音が詰まった風船が色々な所に飛んでいけばいいなというイメージで名付けました。2001年に、ハウスからテクノまでの総括として唯一のアルバムを発表しました。当時はフレンチハウスやエレクトロポップ、ニューウェーブリバイバルがムーヴメントとして起こり始めた頃で、日本では音作りに反映している人たちは、一部のテクノ系アーティストのみでした。その後、2005年頃にはフランスを中心とするヨーロッパから盛り上がりが大きくなり、日本でもムーヴメントが定着し始めました。今考えると、sonicballoonのアルバムの発売時期が早すぎたかもしれません。現在でもsonicballoonの名前は封印していません。